時代を観る No,11「女性の時代」を令翠学で分析すると

<オンナの時代の 陰と陽>
女性の時代 到来と言われて久しいが…果たして女性が幸せな 世の中になるのであろうか? 女性の幸せについては、様々な概念や価値観があるが……
☆ウーマノミクス= ウーマン+エコノミスト(経済) の造語である。
これに相対する様に…マンセッション=マン+リセッション(不況)なる造語 「オンナ・ケイキ」に「オトコ・フキョウ」……時代…
★95(亥)年をピークに現役世代の数(生産年齢人口)は減り始め定年退職者が新卒者を上回る(就業者)の減少に歯止めは効かない。
今年は昭和88年→団塊の世代が続々最終退職の時期を迎えているが、景況回復・消費拡大の期待は外れ、財布の紐は固い。
世界に先立ち、少子・超高齢化社会を迎える……日本就業者数はここ数年毎年40万人以上国民の加齢で自動的に減り続け、定年退職者がインフレ時に増やすのは消費ではなく、外貨投資と言う現状の日本で最後の望みが「女性の雇用」…なのである。
女性就労の環境創りの為に、5年以内に待機児童ゼロを目指し、職場に置いては3年間の育児休業など、何が何でも「女性に働いてもらいたい」…世の中 なのである。
オマケに何とか子供も産んでもらいたい…こんな時代の到来は、2008年(寅)に、始まり 世界は改革・変革 そして、「オンナの時代」に入った訳だが 陰陽で解いてみると、オンナは「陰」で有るから 働きは「陽」…つまり大地に根ざして、木の実を拾い植物を育て、子を背負い 家族と生きていく。
…時代を経てもオンナが エコロジーや 安全・命に敏感な種である事に 変わりはない。
一方オトコは「陽」で有るから 働きは「陰」…外に外に 獲物を求めて、命を賭けて生きていく。永いオトコの時代の行き着く先が「グローバリゼーション」…と言う訳である。本来の役割を担う事が困難な時代でも、自然の法則に例外は無い。男性が女性化すれば、女性は社会に出て家族を養うしかない。
「オンナ賢しくて…何とやら」…オンナの担う世はけっして、楽な時代ではなかった。自然の法則 144年前の時代では、イギリスを繁栄に導き世界を植民地化した、ビクトリア女王…清朝最後の女帝 西太后………その頃日本では、会津の八重の桜の八重さん時代…、これも自然の法則と言わざるを得ない。女性の時代は 幸か不幸か……