<米国の 新権力者に観る 病める大国の真実>
オバマ大統領の無策による 7年間は、米国民の失望と共に 世界に新たな混乱を生む事となりました。又 グローバル化と言う「新自由主義」は米国ばかりか世界秩序の破壊とさらなる格差を拡大しました。……米国の経済状況を見てみれば、所得上位の1%が富の半分を占め 中間層は下位へ脱落し 人口の約15%=5000万人近い人々は、毎月フードスタンプ(無料食券)の配布を受けているのです。 予想に反して、クリントン女史の支持率は伸び悩み その原因は、ひとえに現政権オバマ氏の失政に、党首はおろか国務長官経験者の女史さえ 未だ気づく事が出来ていないと言わざるを得ません。ここにも 国中枢と国民の「格差」…は露呈されています。
<極右も極左も…「異曲同工」>
共和党=トランプ氏 (極右タイプ) 戌・水星人………民主党=サンダース氏 (極左タイプ) 巳・氷令星人…真逆の候補の人気が落ちないのは、共に 現状に不満があり、現権力者の欺瞞と偽善に強い怒りを込め極端な候補に、そのエネルギーをぶつけているのではないでしょうか?「大運 未」の時代…物事の果実の実りが見え始めたこの年、人々は言葉巧みに その座についた 権力者を退け 生身の人間の「本音」に耳を傾け始めたのです。